2014年10月1日水曜日

ArduinoとBD6212を用いた130モータの回転制御

どうも、Spy-Penguinです。
夏休み中は教習所に行っていたので忙しく、久々の投稿となります。

今回はBD6212をArduinoでどのように使うのかを解説したいと思います。

2014年7月8日火曜日

メタルマスクの自作

こんにちわ
Spy-Penguinです。
今回はBD6212のDIP化基板用のメタルマスク(ステンシル)を自作してみたいと思います。
私はこれがはじめてのメタルマスク作りなので、温かい目でお願いします。

2014年7月7日月曜日

2014年6月22日日曜日

BD6212搭載基板について



今回紹介するBD6212はDCブラシ付きモータ用です。



★BD6212の特徴・機能(参照:データシート)



  • Hブリッジドライバ1回路内蔵
  • VREF電圧設定端子によるPWMデューティ制御
  • 貫通電流防止回路内蔵
  • 出力段にMOSトランジスタを使用
  • 出力保護回路
  • 低消費電力
  • 負荷電流が2Aまで対応

データシート(提供:スイッチサイエンス様)
http://doc.switch-science.com/datasheets/ROHM/bd621x-j.pdf

★仕様


  • 基板サイズ:20x16mm
  • 電源電圧:3.0V~5.5V 耐圧(Max)7V
  • 最大負荷電流:2A
  • PMW入力周波数範囲:20~100kHz
  • 動作温度範囲:-40℃~85℃
  • 熱抵抗:89.3℃/W
  • オン抵抗:最大1.0Ω
  • チップ温度:最大定格150℃


最大負荷2Aというのは、連続して流していい値ではありません。

2A流すとすると 2A×1.0Ω=2Vの電圧降下が起こります。
この電圧降下による損失は2V×2A = 4W となり、熱抵抗が89.3℃/Wより、4W × 89.3℃/W = 375℃となってしまい150℃を超えてしまうのでご注意ください。

外気が25℃の場合に連続して流せる電流は1.1Aくらいです。


★使い方

基本的にはBD6211と同じ使い方です。



・配線について
VC(VCC)・・・電源ピン(3.0~5.5V:+極)
GN(GND)・・・GNDピン(-極)
VR(VREF)・・・可変電圧入力ピン(速度制御する際使用)
FIN・・・信号入力ピン(マイコンやスイッチから)
RIN・・・信号入力ピン(マイコンやスイッチから)
OU1(OUT1)・・・出力ピン(モータへ)
OU2(OUT2)・・・出力ピン(モータへ)

※VREFピンを用いて速度制御をしない場合、ショートランドにはんだをもってください。

スイッチサイエンスで販売しています!

こちら

2019年6月1日現在:販売を終了いたしました。
ご購入ありがとうございました。

◎Arduinoで速度制御したい



★注意事項


  • モータの電源とICの駆動電源は同じピンです。
  • 入力電圧は電源電圧よりも高い電圧を入力しないでください。
  • 連続時間使用する場合、部品がとても熱くなるので火傷にご注意ください。
  • 過熱保護回路がはたらくような使用はやめてください。過熱保護回路がはたらいて動作が停止した場合、その後の動作が不安定になることがあります。また、故障することがあります。
  • VREF機能を使用しない場合、半田をショート用ランドにもってVREFとVCCをつなげて使用してください(ショート用のランドがあります。またランドに半田をもる際、近くにチップコンデンサがあるため半田ごてのコテ先が当たると、とれてしまうことがあるので気をつけください。
  • 端子ピンは部品として7本同封されますが、基板とピンとの半田付けしておりません。使用する用途に合わせて、各自でお願いします。
  • 本商品によってユーザー自身に損害や被害が生じても、著者は一切の責任を取りません

  • 本商品はデータシートの定格内で使用してください。定格外での使用は保証外とさせていただきます。
  • 本商品は一つひとつ動作テストを行って動作する基板を発送しております。
  • 電流の流しすぎにご注意ください。
  • VCC-GND間にはバイパス・コンデンサ10µFを取り付けてあります。
    データシートでは10μF 以上を推奨です。

YOUTUBEにリフローの動画あげましたー!
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